Googleの公式発表から、SEO初心者が情報をとる方法

このコンテンツは有料note「webライターとメディア運営者の、実践的教科書(安達裕哉著)」より転載しています。


くどいようではありますが、SEOの世界では「迷信」が多すぎるため、弊社ではGoogleの公式発表をまず参照することにしています。
外野の言うことが信用できないと一概に決めつけることはできませんが、SEOという話題に関しては、真偽の判定がとても難しいからです。
そのため弊社ではGoogleのウェブマスターのサイトを常に参照しています。

 

ただこのサイト、非常に不親切なサイトでした。
専門用語が多く、ナビゲーションも今一つで、初心者にお勧めできるサイトではとてもありませんでした。
ところが、11 月12日に、Googleのウェブマスターが、「Google検索セントラル」と名前を変えました。
おそらく「使いにくい」という批判が多かったのだと思いますが、それに伴い、様々なところに散らばり、わかりにくかったGoogleの提供する情報が、ある程度集約され、また情報のつながりも以前に比べて明確になりました。

 

そこで本稿は、「Googleセントラル」にどのような情報があるのかを説明し、初心者が見るべきコンテンツを紹介します。
まず「検索セントラル」のトップにアクセスしてください。

 

様々なページがありますが、まず着目すべきは、トップのメニューバーです。
トップのメニューバーには4つのメニューがあります。
・ドキュメント
・新機能
・事例紹介

・ヘルプ

このうち、「新機能」は主としてSEOのプロ向け、「事例紹介」は内容がほとんどなく、見ても仕方がありません。
また、「ヘルプ」はある程度基本を押さえた人が、コミュニティの過去ログを参照したり、質問を投稿したりするのに使いますので、これも初心者には不要です。

 

したがって、初心者が特にみるべきは「ドキュメント」です。
「ドキュメント」をクリックすると、つぎのページに飛びます
このページで重要なのは、ファーストビューで表示される「学習プログラムを選択する」のセクションです。
なおその下にある「SEOの基本」で表示されている項目はすべて、学習プログラムの中に登場しますので、見る必要はありません。その下にある「スターターガイド」も同様です。
なので、初心者は「クイックスタート」をクリックしましょう

 

クイックスタート

このページは左にメニューが表示されていますが、ドキュメント内部の項目と同じですので、気にしなくていいでしょう。
この中で念のため、チェックしておいたほうが良いページは、まず
「Googleに掲載」のページです。
このページには「Google に掲載したいコンテンツがある場合は、次のいずれかの方法で Google にコンテンツを送信できます。」とあります。

 

たとえば最もオーソドックスなのはwebサイトです。
webサイトは、SearchConsoleおよび、構造化データという方法を用いて、Googleに情報を送信できる、と明記されています。
逆に言えば、Googleにwebサイトの情報を掲載したければ、SearchConsoleか構造化データを使え、と言っているのです。

 

他にも、企業が商品カタログをGoogleに掲載したい、Googleマップにビジネスを掲載したい、お店の様子をストリートビューで発信したい、など、ニーズに合わせて、様々なコンテンツの形式をGoogleが扱っていることがわかります。もちろん、動画コンテンツを掲載することができる、Youtubeもその一つです。
わざわざwebサイトを構築する必要があるかどうか、あるいは手持ちの情報をGoogleにどのような形式で送信すべきか、一度チェックしてみることをお勧めします。

 

そして次に見るべきは「検索エンジン用にサイトを最適化する」の項目です。
これは検索エンジン最適化、つまりSEOに関してGoogleが公式に発表している事項なので、必ず押さえておく必要があります。
このラインより上のエリアが無料で表示されます。
このページは短い割には重要なので、引用します。
わかりやすい説明を記載する: 正確でわかりやすいページタイトルを使用します。ページごとに異なるトピック、商品、サービスを掲載し、1 ページにつき 1 つのトピック(または、密接に関連している一連のアイテム)を取り上げることをおすすめします。

 

完全な情報を提供する: 必要事項をすべて記載してください。Google では、ページ内容を推測することはできません。

 

話題性を考慮する: 季節、トレンド、新サービスなどを考慮してコンテンツを更新します。たとえば、アイスクリーム店でホット チョコレートも販売している場合、夏にはアイスクリームを、冬にはホット チョコレート(またはコーヒーやサンドイッチ)を目立つように掲載してください。冬にアイスクリーム店を探す人はあまりいません。キウイ味アイスクリームが新たにトレンドとなり、店舗で販売している場合は、これを目立つように掲載します。
サイトを最新の状態に保つ: サイトを 1925 年から更新していない場合、時事ブログの Calvin Coolidge への参照はもう削除するべきです。

 

テキストを使用する: サイト コンテンツやページタイトルを、画像、動画、Flash アニメーションなど、Google が容易に認識できないテキスト以外の形式だけで掲載することはしないでください。サイト名を示すためにグラフィックを使用する場合は、ページテキストにもその名前を含めます。
紹介してもらう: 有益なウェブサイトでサイトを紹介してもらいます。地域のオンライン ニュースサイトやその他の適切なリソースで紹介してもらえるかどうかを確認します。

 

サイトを改善したいのに時間がない: 自分では提供できないサポートがサイトに必要だとお考えの場合は、専門家を雇うことを検討してください。
Googleに言わせれば、SEO対策とは所詮、上の7項目に過ぎないのです。これを細分化して落とし込めば、
・1ページ1トピック
・適切なタイトル
・重複コンテンツの排除
・情報の網羅性
・検索ニーズの想定
・情報の最新化
・コンテンツのテキスト化
・被リンクの獲得
(・専門家へのアウトソース)
という「よくある」SEO対策のやるべきことになるという具合です。
残りのコンテンツは「Google 検索のパフォーマンスを測定する」だけですが、これはGoogleのクローラを待つか、SearchConsoleに登録してGoogleにクロールのリクエストをせよ、という話だけで、特に注視すべき話はありません。素直にSearchConsoleにサイトを登録しましょう。

 

初心者向けスタートガイド

さて、「クイックスタートに書かれている程度のことはすでにやったよ」という方は、つぎに初心者向けスタートガイドをご覧ください。
ここには7つのトピックが掲載されています。
まず前述したSearchConsoleに登録せよ、と促されます。
初心者は、PV数や流入元がわかるGoogleアナリティクスだけを登録していて、SearchConsoleに登録をしていないケースが多いのですが、絶対に登録すべきです。

 

しかし、その際に「サイトの持ち主であることを証明せよ」とGoogleから言われます。それが2.の「サイトの所有権を追加して確認してください。」という指示です。
リンク先に飛ぶと、「初心者」と書いてある、初心者向けではないページに飛ばされます。
Googleって、こういうところホントだめだよな……。
実は、基本的に初心者はGoogleアナリティクスの設定が終わっていれば、ワンクリックで認証も終わり。
Googleアナリティクスの設定が終わっていないときは、そちらを先にやりましょう。
なお、ほとんどのブログサイトや、ワードプレスで作ったサイトには、簡単にGoogleアナリティクスを導入できる仕組みがついているので、Googleのドキュメントを読む必要はほとんどありません。
URLプレフィックスプロパティで登録を行えばとても簡単ですので、我慢してやってください。

 

ちなみにnoteはGoogleアナリティクスが使えませんので、本格的にメディアをやりたい、ブログでマーケティングしたいというのであれば、noteはやめておいたほうが無難です。
noteはあくまで、個人用の書き散らかし用のサービスです。

 

登録が終われば、SearchConsoleを使うことができるようになります。
その使い方に関して書いてあるのが、3.の「Search Console の基本的な使用方法についてのガイドをお読みください。」です。
SearchConsoleは検索流入を高めるためにはGoogleアナリティクスよりもはるかに重要な機能を提供してくれますので、見ないといけないのですが、頻度は月一回程度で十分です。
Googleも
「毎日見る必要はなく、Googleからの警告などが届いたらチェックせよ」
「毎月サマリーを見よ」
「コンテンツを変更したときにはGoogleに登録されているかどうか見よ」
としか言っていません。

 

なお、注意してみたい方は、SearchConsole上の「検索結果」をクリックすると、Googleの検索結果として表示された回数、クリック数、クリック率、そして平均の順位を確認可能です
ただ、正直なところアクセスが少ないうちはSearchConsoleを見ても、大して役に立ちません。あれこれ考えて細かいところで悩むよりも、ひとまずコンテンツを充実させたほうが良いでしょう。
あくまでサイト全体の傾向を把握するのに役立てる、致命的な警告を見逃さない、というのがSearchConsoleの目的です。

 

なお「4.Google 検索の基本的な仕組みを確認してください。」については、読む必要はありません。
それよりも、「クイックスタート」に掲載されていたYoutubeのビデオで同じ内容を配信しているので、以下のビデオを見たほうが良いです。

 

さて、次が初心者向けSEOのメインコンテンツである、「5.SEO スターター ガイドをお読みください。」です。ボリュームも今までのコンテンツとはわけが違います。

ここを攻略することが、「初心者がSEOの情報をとること」のメインになります。
ひとまず、目次を見ましょう。
SEOを学びたいのであれば、この項目全体に目を通しておくだけでよいというくらい、情報は網羅されています。
したがって、「SEOについてもっと知りたい」と思ったときには、このページに戻ってくればよいのです。
またGoogleの公式発表ではないコンテンツを見るときにも、ここに掲載されている情報と、そのコンテンツを見比べてください。
真偽の判定に、ある程度役に立つはずです。

 

ただし、このページの内容にも重要度がありますので、初心者であっても、ひとまず読むべき項目を先に示します。リンク先から参照してください。
 ー各ページに固有の正確なタイトルを付ける
 ー検索結果に適したタイトルとスニペットを作成する
 ー「description」メタタグを使用する
 ー見出しタグを使用して重要なテキストを強調する
 ー構造化データのマークアップ

 

 ー検索エンジンにとって重要なナビゲーション
 ーホームページに基づいてナビゲーションをプランニングする
 ー「パンくずリスト」を使用する
 ーユーザーにとってシンプルなナビゲーション ページを作成する
 ーコンテンツの情報を伝えるわかりやすい URL
 ーURL は検索結果に表示される
 ー興味深く有益なサイトにする
 ー読者が求めているものを把握して提供する
 ーユーザーの信頼を得られるようにサイトを構築する
 ー専門性と権威性を明確にする
 ーテーマに応じた適切な量のコンテンツを提供する
 ー気が散る広告を避ける
 ーリンクを上手に使う

 

上に挙げた4つの項目をまず読み込み、実践することでSEOの8割がたは完了します。
と言っても、上に挙げた項目は変わったことをせよ、と言っているわけではありません。結局は
タイトル付け ⇒ コンテンツの配置 ⇒ コンテンツ内容 ⇒ 宣伝
という、サイト作りのごく当たり前の活動を、ユーザとGoogleにわかりやすいように行いなさい、という話です。

 

なお上のコンテンツは「初心者向け」とGoogleが述べているものの、難しい内容と専門用語を含んでいます。
したがって、不明な点は公式ではない情報も参考にすべきでしょう。
上の「SEOマニュアル」を指針として、そこに出てくる言葉はググるなり、書籍を購入するなりして学習すれば、1,2週間でSEOの基本的な知識は身につくはずです。

 

【お知らせ】

コンテンツマーケティングの実施・運営にお悩みの企業内のマーケターを助けるべく、 ティネクトは

『累計2万リードを獲得したマーケターから基礎を学ぶ、「成果を出す」コンテンツマーケティング実践研修』


を開発しました。

このような企業の宣伝・広報担当者のお悩みを解決します。
・コンテンツマーケティングが、そもそも自社に向いているのかわからない
・コンテンツを量産する重要性は分かるが、正直継続する自信がない
・コンテンツマーケティングの目標設定や最適な効果の測定方法を知りたい
・そもそも、コンテンツマーケティングはコンバージョンを追って良いの?
・他社はコンテンツマーケティングを内製してるの?外注している場合その範囲は?

<研修内容>
1.コンテンツマーケティング概要 (20分)
・なぜコンテンツマーケティングが必要とされているのか?
・オウンドメディア運営で必要な「5つのスキルと全48タスク」

2.オウンドメディアコンテンツ制作実践編(60分)
・リサーチ編
・ライティング編
・シェア編
・コンバージョン編
・レビュー&レポート編

3.成果を出すためにやること(30分)
・1.成果を何と定義するか?
・2.役割分担を考える
4.Q&A(10分)


お申込み・詳細はこちらの資料をダウンロードください↓
https://tinect.jp/training/dlpage/
メールアドレス宛てに資料が自動送信されます。