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「適切な批判」が無ければ、読まれない。


さて、今回は「株式会社ピグマ」の企業広報、

「言いにくいこと」を言わないと、会議の生産性はあがらない。

という記事について、考察します。

いいね!数は700オーバー、ビュー数は約7000、よく読まれた記事の一つです。

 

お客様から「企業広報の失敗例を挙げてください。」と聞かれる時があります。

確かに世の中には成功事例は少なく、失敗事例は星の数ほどもあります。

 

また、お金をかけている会社も多く、

「失敗したくない」

と、多くの人が思うのも、無理からぬことです。

 

しかし残念ながら殆どの会社の広報は、One of them、つまり「その他大勢」の一つで終わります。

一体なぜ、

・きちんと取材をした

・いい話をしている

・知り合いが「面白い」と言ってくれた

そういった記事がなぜ、読まれないのでしょうか。

 

 

もちろん、失敗には数多くのパターンがありますので、なぜ失敗したのかを一概には言えません。

ですが、「必ず失敗する」やりかたが、一つだけ存在します。

それは、「批判しない」広報記事です。

 

要するに、八方美人の記事、良いことしか書いていない記事は、読まれません。良いことしか書いていない記事は、「広告」と認識されるからです。

 

本当に読まれる記事は、主張であり、説得です。しかしそれ以前に、「新規性」が求められます。

そして、「新しい」とは、古いものを批判的に乗り越えることで生まれることがほとんどです。

 

したがって、良い広報記事には、必ずと行ってよいほど、適切な批判が込められています。

上のピグマの記事は、それを端的に示しています。

 

例えば以下の文です。

“真実が語られない会議は、ほぼ時間の無駄です。”

ですが、真実を語るには勇気がいります。私たちの仕事は、”これ”が当たり前のように起きてる会議の場を創ることです。

 

社内に

「給料が少ない」

「上司が嫌い」

「仕事がつまらない」

「やりがいを搾取されていると思っている」

などと、もし言う人がいたとすると、その問題の真相に横たわる問題は何か?

興味を持つ事で、何か新たな発見があるかもしれません。

 

この一文は、「よく会社の中で行われている会議」を、言葉は柔らかいですが、痛烈に批判しています。

しかし、「批判」が正直であればあるほど、逆に「信頼性」を感じる読み手がいることもまた、確かです。

 

もちろん、煽りは耳目を集めますが、批判とは異なり、信頼を積み上げることがかなわないのは愚かな行為であり、ヘイトを集めるだけです。

 

そうではなく、誠実に真実を語る姿勢は、結果として「既存の事業者たち」を敵に回すことも多い、ということです。

人を見るのではなく、あくまで礼儀を守った上で、「本音」を見ることが、広報の成功のためには不可欠なのです。

 

(了) 

 

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