私はマーケティングという仕事をしているせいもあってSNSに関しては敏感な方だと思います。
が、それにしても「若者の方がITに詳しい」という言説には大いに異論があります。
なぜならば90年代にティーンネイジャーだった我々は、ほぼ最初にITに触れた「若者世代」だからです。ITに関しては紛れもなくベテラン。
今の現役世代で最もITに触れている時間が長い世代なのです。
スマホだってそうです。2000年代初期からすでにApple教に入信していた私は、2007年にジョブズが行ったiPhoneのプレゼンに度肝抜かれニューヨークで初代iPhone買っちゃったくらいですから。
もう皆忘れてると思いますが当初はフリック入力すらありませんでした。後のOSアップデートによりフリック入力ができるようになったのです。つまり私は世界で最初にフリック入力を触ったユーザーの一人です。
じゃSNSは若者に勝てないでしょう?
いえいえそれも今知られているほとんどのSNSで最古参ユーザーです。
かの有名なミクシィは非オープンな紹介制でしか会員になれない時期に2ちゃん経由でアカウント作りました。
Facebook(現Meta)は日本語対応直後のまだスマホ版がない時でした。
インスタもiPhoneのイケてる写真加工アプリ(当時はそれだけで斬新だった)でFacebookに買収される前から使っていました。当時十数名しか従業員のいない会社を10億ドルで買った時は呆れましたよ。
今大流行中のTiktokだって、その運営会社ByteDance社がTopbuzz(その後Buzzvideoに名称変更)というアプリを作っていた本当に本当に怪しい時代からアカウントをもっています。
この場を借りて敢えて言っときますが、BuzzvideoはYouTube動画を躊躇なく転載していました。
なんで言い切れるかって?私のYoutube動画が転載され(←※転載許可は私本人がしている)全く知らないところでバズりそれが数十万再生されているのを目の当たりにしてるからです。
そんなITに関してはもはやベテランの私ですが、最近はマーケティングという業務を主にやっていて、SNSに関しては相変わらず注目せざるをえないんですが、ふと思ったんですよね。
SNSってなんでこんなに流行ってんの?
流行では言い足りないです。もはやメディアの王者と言ってもいいほどに隆盛しています。
スマホと相性がいいアプリだとは思っていましたが、ここまで日常生活からビジネスの末端までありとあらゆる場面に影響してくるとは想像はしてなかったです。
そこで今日はいつものアイツChatGPT大先生にSNSがなぜこんなにも隆盛しているのかを聞いて理解を深めようと思います。
まずはこのように聞きました。
するとGPT先生は9つの要因をあげてくれました
人間の社交的本能: 人は元々社交的な生き物で、他人とのコミュニケーションや情報の共有を好みます。SNSはその本能を満たす最適なツールとなっています。
アクセスの容易さ: スマートフォンやタブレットの普及により、どこからでも簡単にSNSにアクセスできるようになりました。
自己表現の場: SNSは自分自身を表現する場として機能しており、個人の意見や経験、趣味などを共有することができます。
情報の即時性: 事件やニュースが発生すると、それがリアルタイムで共有されるため、最新の情報をすぐに入手できます。
ビジネスの展開: 企業やブランドは、SNSをマーケティングや広告、顧客サービスのツールとして活用しています。このため、ユーザーは新しい商品やサービスに関する情報を簡単に得ることができます。
コンテンツの豊富さ: SNS上では様々なコンテンツ(写真、動画、記事など)が共有されており、それにアクセスすることで新しい知識やエンターテインメントを楽しむことができます。
グループ形成と共同体感: SNS上で共通の興味や目的を持つ人々が集まり、コミュニティを形成することができます。このようなグループ内での情報交換やサポートが、ユーザーにとっての魅力の一つとなっています。
フィードバックの迅速さ: 投稿やシェアを行うことで、他のユーザーからの反応(「いいね」やコメントなど)を即座に得られる点も、SNSの利用を促進しています。
ゲーミフィケーション: 一部のSNSは、「いいね」の数やフォロワーの数を増やすことによる達成感や報酬を提供しており、これがユーザーの利用意欲を引き上げる要因となっています。
この回答に反論できる人間はいるのでしょうか?
もし反論できるとしてこれに一々反論することに何か意味があるのでしょうか?
私みたいな怠惰な人間はもうこれでいいと思っちゃいます。
「怠惰な人間」として私にできることはChatGPT大先生ににこれをさらにわかりやすく、まとめてもらう「指示」を出すことです。
SNSの隆盛は、以下の要因に起因しています。
- 人間の社交的な本能を満たす。
- スマートフォンやタブレットの普及によるアクセスの容易さ。
- 個人の自己表現の場としての機能。
- 最新の情報の即時共有。
- ビジネスとしての活用(マーケティング、広告など)。
- 豊富なコンテンツ提供。
- コミュニティやグループ形成による共同体感。
- フィードバックの迅速性。
- ゲーミフィケーションによる達成感。
簡潔に言えば、SNSは人の社交的な欲求をデジタル上で満たし、情報の共有、自己表現、ビジネスの機会、そしてエンターテインメントの場として広く受け入れられています。
もうAIには勝てないわ。
現場からは以上です。
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【著者プロフィール】
楢原一雅(ティネクト取締役)
マーケティング担当